わらべ歌との出会い
私が2年目の時、2歳児クラスの担任だった時の話なのですが一緒に組んでいた先輩(保育歴10年以上)が「前にいた園でやってたんだよね〜」とたくさんのわらべ歌を子どもたちに教え、一緒に楽しむ先輩でした。「こっちからピカチューがやって来て〜」「あーたまかーたーひーざーぽん」などなど定番の手遊びは日々の保育で使いやすいし、子ども達もよく知っているものだとは思いますが、「日本の文化」であるわらべ歌を伝えるのも僕は保育士の仕事の一つじゃないかな〜と思います。もちろん定番の手遊びを否定しているわけではありませんよ!わらべ歌ではない手遊びも私は大好きです!今回は先輩がやっていたもので特に僕の好きな2つを紹介いたします!「ちょっとうちのクラスの子達に教えてあげよ〜」くらいの軽い気持ちでご覧ください!
1.じゃんこうじゃんこう
◯歌詞◯
じゃんこうじゃんこういもじゃんこう
いもがやけたらくいなんせ
Youtubeはこちら→https://youtu.be/CLMgxJOsB_Y
こちらのわらべ歌はクラスの子達とお部屋の移動をしたい時などに一緒に歌っていました!子ども達には一列になってもらって、前の人の肩に掴まってもらいます。そのまま一匹の蛇のように一列で目的地まで歌いながら歩く!子どもたちも簡単なのですぐに覚えて一緒に楽しめると思います。注意してほしいポイントは先頭の子が早く動きすぎると列が切れてしまったりするので、先頭に大人が立って早さの調節をしたり年齢によっては子どもに「蛇のお腹ちぎれちゃうからゆっくり歩いてね!」なんて声かけをしてもいいかもしれませんね。
2.かれっこやいて
◯歌詞◯
かれっこやいて とっくらきゃーしてやいて
しょうゆつけて たべたらうまかろう
このわらべ歌はご飯の配膳の時や絵本を読み始める前など、いわゆる手遊びと同じ感覚で歌っていました。
振り付けなどはこちらの方のYoutubeがわかりやすいです→https://www.youtube.com/watch?v=ksVyEaFAFrU
「かれっこ」とは魚のカレイのことで、「とっくらきゃーして」というのは「ひっくりかえして」という意味なのでもし現代語訳をするのであれば「カレイを焼いてひっくり返して焼いて、醤油をつけて食べたら美味しいでしょう」と言った感じでしょうか!
この手遊びの楽しいところは「かれっこ」のところを「おもち」や「おせんべい」に変えたり、「しょうゆ」のところを「チーズ」「チョコレート」(私が担任していた子ども達のアイデアですが笑)に変えたりして「替え歌遊び」もできるところなんですね!子ども達に「次は何食べる?(何つけて食べる?)」なんて聞いてコミュニケーションを取りながら遊ぶと楽しいですよ!
まとめ
今回は「じゃんこうじゃんこう」と「かれっこやいて」を紹介しました!「手遊びのレパートリーが少ないよ~」お悩みの保育士さんや実習生さんはぜひ試してみてくださいね!
コメント